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鑞纈染・堰出技法について
蝋纈染(ろうけちぞめ)とは、蝋に樹液を混ぜ、模様を描いて浸染し、蝋を落として文様を出す染法です。蝋がひび割れを起こすことで、染め上がりに深い「味わい」がでるのが特徴です。
- 纈染、堰出し技法により、ダイナミックでシャープな表現が出来、友禅染にくらべ絵画的で奥行きのある立体的な染色ができます。
- 色を何度も重ね染することにより、各々となり合った色同士に調和が生まれ、そのハーモニーが深見のあるシルエット表現を生み出しています。余分な色彩をはぶいた表現は、若い世代から年配の女性まで幅広い年代層にお召しいただける着物です。
